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フォークランド紛争から30年

 10年前に英国に留学していたときの話です。

 家族連れで留学した私に、学校が家族の支援をするボランティアを紹介してくれました。我が家の世話をしてくださったのは隣村に住んでいるベイリー夫妻、ご主人は退役した陸軍中佐、奥様は美術の先生でした。

 ご自宅にも何度か訪問する機会があって、暖炉の上に飾ってある写真を見ると3人の少年の写真が目に留まりました。私の視線に気がついたベイリー中佐は、長男は父親の後を追って陸軍に入り、現役の陸軍准将で活躍していること、末息子はロンドンで成功したビジネスマンである旨を教えてくれました。
 写真の真ん中にいる少年については説明がなかったので、そのときは聞くのがためらわれたのですが、後日うかがったところ、誇りと悲しみを込めて「ジェームズはフォークランドに行って、帰ってこなかったのだ」と静かに答えました。

 フォークランド紛争から30年が経ちます、愛する家族を失った肉親にとって、30年は痛みを和らげるに十分な年月なのでしょうか。自らの子供が成長するにつれ、その将来を思うにつれ、思い出すエピソードです。



(ジェームス・ベイリー中尉は、フォークランド島に上陸した空挺大隊D中隊の一員として、部下を率いて活躍し、フォークランド紛争における激戦地の一つであるグース・グリーンの戦闘で、1982年5月28日に戦死した。ご冥福をお祈りします)
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