初めての原稿料

 私が記事を書いた季刊誌を、編集長自ら持ってきてくれました。印刷所から刷り上ったばかりのインクのにおいのするピカピカの一冊です。
 本と一緒に原稿料を貰いました。無料配布の学会誌などには寄稿したことはあるのですが、商業誌へ記事を書くのは初めてなので、生まれてはじめての「原稿料」、それも天下のY新聞社から貰ってしまいました。思っていたよりもちょっと安かったなどと野暮なことは言わず、素直に喜ぶことにしましょう・・・というか、今日の飲み代であっさりと消えてしまったのですがw
 これでネームバリューが上がれば、講演依頼等も来るかも知れません。礼金目当てじゃありませんよ~♪。
 仕事の幅が広がる可能性に、ちょっと浮かれています。
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公共哲学

 マイケル・サンデルの「公共哲学」を読んでいます。
 世界は変わり続け、変化の速度は速まる一方です。昔はLethal & Legalであればよかった我々も、冷戦後からはlegitimacyが求められるようになり、今日的世界観ではJusticeがこれに加わったと思うのですよ。そこで「正義」のあり方についての理論武装が必要かと思い、マイケル・サンデルに手を伸ばした次第。こうして得た知識を、何とか知恵に昇華できればと思います。

 今日、帰りの電車の中で、武道についてつらつらと考えていました。武道というのは「道」ですから、そこには哲学があります。勝敗よりも尊いものがあるのではと思います。まあ、学校の必修で柔道と剣道をやったぐらいの心得しかないのですが、「道」と「術」は似て非なるものだと思います。一方、私の職場で学ぶのは「術」ばかり。だから、職業人としての有り様をしっかり持っていないと、薄っぺらい人間になってしまいます。

 後輩には、我々の仕事は職業じゃないよ、生き方だよと教え諭しています。良い意味でのプライドと自分なりの哲学を持って欲しいなあと思います。

オペラを聴きながら帝国海軍と英国海軍について

 今日は配偶者と二人で外食しました。駅前のバッコでオペラを聴きながらイタリアン。たまには夫婦でデートも良いものです。

 論文の翻訳の監修が終わりました。先輩が日本語で書いた論文を英語化することになって、英訳は外注したのですが、そのチェックを任されていたのです。翻訳業者は、英語はできるのでしょうが、そもそも日本語で書かれている論文を十分に理解する専門知識が無いので、誤訳珍訳が一杯あります。また、専門用語について語彙が無いので、このあたりは重点的にチェックしないといけません。
 関東大震災における災害救助活動に関する論文なのですが、旧海軍陸軍があちこちに出てきますが、このあたりの関係用語の翻訳が駄目駄目でした。おかげでアジア歴史資料センターの古い資料を参考に旧軍関係の用語を修正したのですが、海軍が大正15年に発行している海軍の官庁及び官職の英仏訳の資料が一番役に立ちました。調べていったら、山本五十六が米国駐在武官当時に米海軍情報部長から出されたレターの写しなどもあり、これも参考になりました。
 まあ、二度と使うことは無いのでしょうが、関係資料は旧海軍関係の英和資料としてファイリングしました。

 別の先輩から、「ネルソン・タッチ」(Nelson Touch)について質問されたので英国海軍の歴史を記した"To rule the wave"で調べたら、ネルソンは自分で「ネルソン タッチ(ネルソン的手法)」という用語を使っていたようです。
 ネルソンはエンマ・ハミルトンに次のように手紙で書いています。

 "When I came to explain to them the 'Nelson touch', it was like an electric shock"
"Some shed tears, all approved - It was new - it was singular - it was simple!"

 現代風に言えば、ネルソンは、信号旗で艦隊を動かすのではなく、艦長たちを集めて自らの作戦構想を説明し、指揮官と部下の間の自己同期を確立したのだと言えるでしょう。上司部下の関係はかくありたいものです。

ERAGON読み終わり

 ERAGONシリーズの最終巻「Inheritance」読み終わりました。
 ファンタジー小説だから、最後は単純なハッピーエンディングだろうと思ってた私が悪いのかもしれませんが、なんと評価していいか難しい終わり方でした。ビターエンドじゃないけれど、色々引っ張っておいてこれで終わりかよという感じ。評価が分かれる本かも知れません。
 
 明日からは、小説から離れてケネス・ウォルツの「国際政治の理論」を読むことにします。ウォルツの唱えるリアリズムは国際政治学の分野では国際的に高く評価されていますが、リアリズムゆえに我が国の学会では敬遠されてきました。このような名著が翻訳されるようになったということは良い傾向なのでしょう。
 「国際社会における主要なアクターは国家である」「国際社会はアナーキーである」という彼の主張は、今日でも共感できるところがあります。楽しみな一冊です。

昼行灯の逆襲

 本社から10月のシンポジウムについての説明に来たけど、趣旨も目的も前道続行で、お粗末な限り。我が社の精鋭中の精鋭が集まっている班なのに、こんなペーパー持ってくるなんて、我が社大丈夫かと思ってしまう。

 こうなったらこっちから本社に逆提案のプレゼンするしかないという話になって、ありゃりゃと思っていたら案の定、私に起案しろという話に。仕事は迅速を旨としているので、熟考30分、パソコン1時間でちゃっちゃっとプレゼン案の出来上がり。自慢ではないが、絶対に私の案のほうが通ると思う。

 中途半端に勉強のできる人に多いのが、理屈を語るプレゼン。でも、人(そして組織と金)を動かそうと思ったら、(しっかりとした理論構成に支えられた)「夢」を語らないと駄目だと思うんだよな~。
 後輩達しっかりしてくれよと思うオジサンが一人。明後日には逆襲に行くよ~

さくらひらひら

 満開の桜の下をくぐって、ちびっ子の中学への入学式に行ってきました。
 もう小学校の「児童」ではなくて中学校の「生徒」ですし、電車も大人料金。最早ちびっこではないのかもしれませんが、親から見ればいつまでも子供は子供。まだまだ「ちびっこ」です。

 ペルシャ湾に関するブリーフィングは来週に前倒しになりましたが、やり手の同僚Y君が担当になったので、完全にお任せモード。こっちは次の週のオーストラリアから来るおじさん対応です。こっちがやるプレゼンの大枠はできたのですが、課題は意見交換・・・オーストラリア訛りの英語って苦手なんですよね。自称「通訳」ならいるけど、能力低いしなあ。まあ、8割がた聞き取れれば意思の疎通に問題は無いでしょうから、通訳当てにしないでがんばろう!

 

新年度始まる

 庭の椿が満開です。桃の花のつぼみも膨らんできました。
 桜も欲しいよなと言ったら、同僚から桜は寿命が短いので庭に植えるものではないとの教えがあると聞きました。初耳。

 新年度が始まりました。
 転出した者もいれば、転入してきた新しい顔もあります。新たな態勢で今年度もがんばりましょう。
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Author:penkichi007
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配偶者&ちびっ子&駄猫と同居
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